EasyBlocks DDN1 ・ DDN1 Enterprise ユーザーサイト
アプリケーション更新情報
2025/01/28: 1.1.0 の公開
- 機能追加
- ebsupportアカウントのパスワード変更機能を追加。
- ポート毎のフィルタ開放機能を追加。
- WEB UIへのIP/ネットワークアクセス制御機能追加。
- タグVLANインターフェースをサポート。
EasyBlocks DDN1 EnterpriseでのActive-Standbyの冗長化時において、eth0インターフェースのVLANは使用できません。
- システム全体のログ転送機能を追加。
- 起動時におけるSTPスイッチ向けの遅延機能を追加。
- DHCPのホスト管理機能向けに同一ネットワーク内のホスト登録機能を追加。
- DHCP機能向けにポリシー管理機能を追加。
MACアドレス、ベンダークラス識別子、リレーエージェント情報向けにご使用ください。
- DHCP機能のリースファイルのエクスポート及びインポート機能を追加。
また、リースファイルの定期バックアップ機能(FTPサーバー、AWS S3、Azure Blob Storage)を追加。
- DHCP機能に各払い出し範囲における使用率通知機能を追加。
- 不具合修正
- DHCP機能にてリース情報にホスト管理情報が反映されない及び同一MACアドレスにて複数のポリシー設定が登録できてしまう不具合を修正。
- その他
- メジャーOSのVer. UPを実施。
- APC製のUPSに対応。
- WEB UIアカウントのパスワード使用可能文字(スペースを除く半角英数記号)を緩和。
- DHCP機能にて1ネットワークに対して設定可能な配布レンジ数を最大32個へ更新。
- DHCP機能の追加サブネット一覧の表示方式を変更。
また、編集選択時に入力フォーム部へ遷移するように変更。
- DHCP機能の追加サブネットの配布レンジ毎にメモ及びポリシーを設定できるように変更。
- DNS機能にてサブネットマスクが/16までの設定できるように変更。
EasyBlocks DDN1 (型番:EBA16/DDN) Ver. 1.0.x からのアップデート方法
USBメモリ及びシリアルコンソールを用いてアップデートを行います。
アップデートの方法は以下となります。
※シリアルコンソールは問題発生時に使用しますので、事前にシリアル接続ができる環境を用意してください。
- USBメモリ(USB2.0、2GB以上)を用意してください。
なお、USBメモリの推奨品は以下となります。
- SanDisk Cruzer Bladeシリーズ
- SiliconPower Ultima Ⅱ I-Series
- KIOXIA TransMemory U202シリーズ
- 以下のサイトから Rufus をダウンロードします。動作確認している rufus のバージョンは 3.5 となります。
https://rufus.ie/downloads/
- eba16_ddn_to_bookworm.img をダウンロードします。
- Windows PC及びrufusを起動し、USBメモリに eba16_ddn_to_bookworm.img を書き込みます。
- USBメモリをEasyBlocks DDN1本体の上側のUSBポートに挿入します。
- EasyBlocksのWEB I/Fの再起動ボタンにより再起動をします。EasyBlocksが停止中の場合には起動後に、再起動を実行します。
- 自動的にアップデートが実施され、ステータスインジケーターが以下の順に点灯/点滅/消灯となります。
- 赤LED点灯
- 緑LED点滅
- 消灯
- アップデートが完了すると、ステータスインジケーターが消灯したままとなります。
- ステータスインジケーターの遷移と消灯状態確認後、USBメモリを抜いて、EasyBlocksを起動します。
- 起動時の際にAirManageの使用状態によって再起動が追加で発生することがあります。
- 起動後に、WEB UIへアクセスし右下のバージョンが1.1.0となっていることを確認しアップデートは完了となります。
注意事項
5分経過してもステータスインジケーターが以下の場合にはアップデート処理に失敗しています。
- ケース 1 : USBを挿して状態で再起動した場合に消灯状態から遷移しない。
- USBメモリの相性が悪く起動できていません。推奨しているUSBメモリを使用してください。
また、アップデートを中止する場合には、USBメモリを抜いて再起動してください。
シリアルコンソールにて、ubootプロンプトにて停止しますので以下のコマンドを実行してください。
u-boot=> setenv bootcmd "mmc dev ${mmcdev}; if mmc rescan; then if run loadbootscript; then run bootscript; else if run loadimage; then run ${bootdev}; else run netboot; fi; fi; fi;"
u-boot=> saveenv
u-boot=> boot
- ケース 2 : 一度も10秒以上の赤点灯にならず緑LEDのまま稼働している。
- USBメモリを挿している対象が、EasyBlocksシリーズではありません。
USBメモリを抜いて従来通り運用してください。
- ケース 3 : 赤点滅状態のまま。
- USBメモリを挿している対象が、Ver.1.0 系の EasyBlocks DDN1 ではありません。
USBメモリを抜いて再起動してください。
シリアルコンソールにて、ubootプロンプトにて停止しますので以下のコマンドを実行してください。
u-boot=> setenv bootcmd "mmc dev ${mmcdev}; if mmc rescan; then if run loadbootscript; then run bootscript; else if run loadimage; then run ${bootdev}; else run netboot; fi; fi; fi;"
u-boot=> saveenv
u-boot=> boot
ダウンロード
EasyBlocks DDN1 (型番:EBA16/DDN) Ver. 1.0.x アップデート用 USBメモリイメージ
- EasyBlocks DDN1 (型番:EBA16/DDN)
オンラインアップデート
「メンテナンス」→「システム更新」メニューから実施します。
今すぐアップデートによって、更新の有無をチェックの後に、「実行」ボタンが現れます。
オフラインアップデート
「メンテナンス」→「システム更新」メニューから実施します。
前項の「ダウンロード」から、オフラインアップデート用ファイルをダウンロードし、WEB I/Fの「ファイルを選択して実行」から実行します。
Debianコミュニティーが公開している各パッケージも最新バージョンにしたい場合には、オンラインアップデートをご利用ください。
オフラインアップデートの場合、弊社のファームウェアとそれに依存するパッケージのみしかアップデートされません。